太田初夏通信ーvol.160

太田初夏の日常を覗き見る!
苦難を乗り越えながら笑顔で過ごすギフトのような暮らしで感じた未来へのレター
太田初夏 2025.06.22
誰でも

※日記※

6月16日(月)

『僕は狂っているのさ』

男は淋しそう笑った。この20年間、ずっと一人の女性Kを想ってきた。美しく魅力的な人が現れて、男の心に入ろうとしても、固く鍵をかけて、一歩たりとも入らせようとしなかった。心の中は寝ても醒めてもKのことばかり。日記代わりのように、彼女に対する想いを毎日綴った。それは満開の桜のように語彙にあふれ、夏至の夜のように熱情に満ち、竜胆の花のように可憐で、雪の降る夕暮れのような孤独が、滲み出ている詩のようだった。

Kは15年前に死んた。その当時恋人だった男は、それからも二人の思い出の中に生き、その中から決して出てこようとはしなかった。時折、淋しそうな笑顔は見せるものの、決して悲壮感はなく、淡々と働き、丁寧に日々を過ごしていた。男が言う通り、狂っていると言われたら、否定はできないかもしれない。しかし、男が年老いて死んだら、きっとKのそばへ行けるだろうと誰もが思った。毎日綴った美しい言葉を携えて、彼女のもとを訪れた時に、そこからまた物語が始まるような気がして、無駄なことではないような気がした。

6月17日(火)

消えていく光とともに影も消えていく

失ったものの大きさを知り

それでも何かを見つけようとする

不確かに揺れていた火影

確かなものを探そうとして犯していく過ち

沈んでいく太陽とともに星が現れる

ずっとそこに存在していた者たち

バランスを崩したやじろべえが揺れている

胸の中の傷を疼かせながら

バランスの保てる立ち位置を探している

消えていく光とともに影も消えていく

失ったものの大きさを知り

それでも何かを見つけようとする

時計は狂ったまま時を刻んでいく

私は狂ったまま年を取っていく

そう、年を(取っていくのだ)

バランスを崩したやじろべえが揺れている

胸の中の傷を疼かせながら

バランスの保てる立ち位置を探している

6月18日(水)

お昼からお休みいただき、お気に入りのお店にお弁当を予約して、買って帰った。

普段から事あるごとにお世話になっている大切なお店

二人のハレのご飯

妻と二人で美味しく頂き、ゆるゆると過ごした

幸せな時間

6月19日(木)

妻がやや体調不良気味。身体をマッサージしながら、面白い話を話したり、面白い動画を見せて、爆笑しているうちに眠ってくれた。夕食の支度もできているので灯り落として自分の時間。私は幸せ者だな。家族に恵まれて、職場に恵まれて、苦労してきたけれど全部糧にして、生活や仕事に活かしている。妻が起きてきたよう。明かりつけて寝室に迎えに行こう  

6月20日(金)

メロンをいただきましたので、フルーツポンチにしました

これからどんな明日がきてもいいように

明日を楽しみながら生活していく

本来ならなかった日々

病と向き合いながら乗り切って

引き寄せた今日だもの

フルーツポンチが美味しい

毎日幸せ

6月21日(土)

私の+oneは、コミュニケーション能力を磨きながら、言葉の力を伸ばすことです。詩人であり、職業人である私は、言葉の力を駆使して、仕事を磨き、能力を伸ばして、人や世の中の役に立っていきたい。30歳当初から20年以上じっくりと向き合ってきて、見つめる力、表現する力を磨いてきた。その力をさらに伸ばしていきたい。

6月22日(日)

あかがねミュージアムで友人が個展を開催していたので、妻と二人で鑑賞してきました。5年ぶりぐらいにお会いしました。その間に彼女は、数々の賞を受賞して、全国規模の公募で大きな栄誉を得て、着々と実績を積み上げて、現在に至る。

私は妻と結婚して、作品としては特に栄誉あるものは得ていませんが、着々と作品を作っている。

生き生きと作品の紹介をしている姿がとても輝いていて、良かった。どんどんと自分の世界観を広げて、切磋琢磨して、人生を切り開いていく強さと、ユーモアと絵を描く喜びを感じた。

私も幸せオーラが出ていて、すごいですねと言われた。

※質問→回答集※

いろいろな方からやってくる質問に対する回答をまとめてみました

<芽が出ない種はどうしますか?>

芽が出ない種は、芽が出るまで、芽が出るいい環境を作って待つ。一年間出なかったとしても、やっぱり鉢を置いたまま、どこかでじっくりと待たないようにして待つ。

<お気に入りのお店があったとして、特に気を遣っていることはありますか?>

そのお店が繁盛している時に店に立ち寄った時には、そっと立ち去る。また出直すし、別の機会に利用する。お店が忙しくない時間帯に立ち寄ったり、繁忙期ではない時に買い求めに行ったりする。以前は新札を何枚か持っておいて、お気に入りのお店で使用していた。店舗を利用していて、混雑してきたら、そっと買い物を済ませて足早に立ち去る。

<仕事でのポリシーは何ですか?>

自分のところにやってきた仕事は断らない。どうやったらできるか考えて、知識を身につけて、やり方を知っている人に聴いて取り組む。人手が必要なものは、身近な人にお願いして、マニュアルなどを作成しながら共有して進めていく。お茶くみやシュレッダー作業、ゴミ捨て、運搬などは責任を持って早急にやり遂げて、難易度の高い仕事でも周りと相談しながら進めていく。

なるべく早めに第一段階、第二段階の報告をして、最終報告をきちんとしてやり遂げる。人にお願いしたところは、そのお願いした人の名前をしっかりと出して、依頼主に伝えて、自分もお礼を伝える。

大事なことは周りの人と共有しながらやっていくし、周りの人の様子やスケジュールを見ながら、仕事の量や時間のタイトな人を見つけると声をかけて出来ることがないか聴いてみる。続けていくうちに拡がっていくし、責任を持ってやり遂げることで自分のスキルも周りの人のスキルも上がっていく。

※作品(詩・散文)※

@rumeko

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『 impression/同じ目線 』

@rumeko

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ツルバラは囁き合っている。誰もいない白昼の公園で、歌うように愛の言葉を贈り物にして、棘のある茎を通して、優しく想いを込めて届けている。時には昆虫たちに託して、文を渡す。ランダムに飛び回っているように見える蜂たちも、花たちの文を届けるのに大忙し。相通じ合い、カップル成立すると、甘い蜜を報酬としてもらえる。静かな公園で花が咲き乱れ、蜂たちの羽音だけが響いている。

@rumeko

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『mind/那由多』

宙は無限にどこまでも広がっている

宙の広がりがどこまでか

果てしない暗がりの果てまで

意識は一瞬で旅をする

可能性は無限にどこまでも広がっている

可能性に壁を作ってはいないか

自分を狭い箱に閉じ込めないで

可能性は宙の広がりを無意識に感じているだけ

どこまでも伸びていく

七夕」にまつわる話

<2017年7月1日の日記>

仕事の帰り道に、祖母のお見舞いに行った。病院のロビーに、七夕飾りがいくつも飾られていて、患者さんや看護師さん達が、短冊に願い事を書いている。

「早く家に帰れますように」「元気になりますように」とか、切実な願い事を書いている方や「家族が仲良く過ごせますように」など、それぞれ願い事が書かれていた。

私の祖母は何と願い事書いているのかなと思い、一つひとつ丁寧に眺めていくと、一番奥の笹の枝に、「七夕さま 久美子」とだけ書いて、小さな手作りの折り紙を添えて飾られていた。その文字を読んで、涙あふれ出て止まらなかった。

本当は家に帰りたい気持ちがあったり、いろいろな想いがあるだろうに、願い事を書かずに、ただ「七夕さま」と書いた祖母の心情を思うと、胸が痛かった。

祖母の枕元に行き、何事もなかったように、昔話をして、お土産に持って行ったカステラを一緒に食べた。こんなことしかできなくて、ごめんね。

<ChatGPTの解答>

短冊に「七夕様」と書くことには、特に意味はありません。短冊に書くのは、願い事や目標を書いて、笹の葉に飾り、七夕の行事を楽しむためです。一般的に、短冊には五色の色(青、赤、黄、白、黒)が使われ、それぞれに意味がありますが、「七夕様」と書くことは、これらの意味とは異なります。七夕の短冊に書く内容は、個人の自由ですが、一般的には、学業成就、健康祈願、恋愛成就、家族の幸せなど、様々な願い事を書きます。

短冊に「七夕様」と書くのは、七夕の歌の歌詞に「ささのは さらさら のきばに ゆれる お星様 きらきら 金と銀」という部分があるため、そこから「七夕様」という言葉が、短冊に書かれるようになったのかもしれません。しかし、これはあくまで慣習的なもので、特に意味があるわけではありません。

<想っていること>

AIは人間よりも優秀な部分は多くあるし、これからの時代に活用しながら仕事や生活に活かしていくことをしていきたいと思っている。しかし、考えることをやめて、人と向き合えなくなったり、痛みを感じないようになることが怖い。祖母の「七夕さま」への考察に、毎週のように祖母のもとに通い、祖母の人柄や生き方に感銘を受けて、つぶさに見てきた私には祖母の「七夕様」の一言に隠されている途方もない想いや悲しみや強さや人を思いやる気持ちが感じられる。私も若い時から病弱で長い間入院したり、苦しんできたし、祖母の痛みに寄り添いながら、最期まで看取って、たくさん学び、人はどんな状態になってもよりよく生きることが出来て、人から尊敬される存在として生きることが出来ることを学んできた。AIを上手に活用しながらも、人の弱さや強さや想いに向き合い、痛みを負い、引き受けて、最後まで向き合える存在でありたい。そういう生命体でありたい。

※食事※

6月16日 夕食

ざるそば・ジャーマンポテト

頂いたジャガイモを使って、ジャーマンポテトを作った。彩りよく、栄養のバランスよく作れた。妻の好きなおかずなので、ビールを美味しく飲めたみたいだ。こういう素材を生かしてシンプルに食べるか食べ方が二人とも好きだ。

6月17日 朝食

ロイヤルイングリッシュマフィンサンド・サラダ・ヨーグルト

マフィンが安売りしていたのでサンドにして、頂いた。遅くまで眠っていたので、バタバタとしていたので、簡単に済ませました。

6月18日 夕食

お好み焼き・骨付きラム肉のステーキ

少し夏バテ気味で、いろいろな記憶が飛び気味になっていたので、スタミナつく料理にしました。

セール品やおつとめ品を上手に買ってきて、美味しくすることが最高に楽しい。妻からも喜ばれるし、段取り良さも身につけて、仕事にもいかせている。

お好み焼きも、骨付きラム肉も綺麗に焼けて、早めに眠ることができた

6月19日 夕食

今夜はラム肉カレー

思いがけず、びっくりするぐらいうまい😋

過去最高の出来映えです

元気いっぱいになりました

おかわり必須🍛

毎日幸せ!明日も頑張ります♪

6月20日 朝食

チーズトースト

おはようございます

四国は今日も晴天

妻がもう梅雨明けたのではというので

愛媛県人がみかんの生育に必要な

香川県人がうどんゆがくのに必要な

雨を神様はちゃんと降らせるから

まだだよと答えた

今朝はカレースープ

サラダ、チーズトースト、デザート

コーヒー、リンゴ酢炭酸、ミントティー

妻がミントティの美味しさを褒めてくれました

仕事も笑顔で働いてきます

行ってきます🎶

6月21日 夕食

カレーうどん・鶏の足焼き

昨夜のカレーをリメイクして、カレーうどんにした。

半額の鶏の足に、胡椒とスパイスをかけて、フライパンで焼いた。

6月22日 朝食

フレンチトースト

おはようございます

素晴らしい朝

昨日、会社の先輩に教わった

豆乳とヨーグルトとパイナップルをミキサーで混ぜるドリンク30分置いて酵素ドリンクにして飲みました。妻からも好評で、これから続けてみます

妻のリクエストのフレンチトースト

美味しくできました

今日は友人の個展見てきます

夫婦で楽しみにしています

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二人の作品を掲載して行ってます

https://www.fan.salon/ootasyokarumeko/

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過去から現在までの詩の一説を抜粋したTシャツを妻がデザインして販売をしています

http://suzuri.jp/rumeshoka/

※編集後記※

梅雨の中休みの6月の一週間。暑い日もあったり、仕事が忙しい日もあったり、体調が良くない日もあったりと、心身ともになかなかハードな7日間だった。やるべきことはやり遂げて、充実感を持って終えることが出来た。また新たな気持ちで、学び取り組んでいきたいと思えた。

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