太田初夏通信ーvol.156
苦難を乗り越えながら笑顔で過ごすギフトのような暮らしで感じた未来へのレター
※日記※
5月19日(月)

53歳になりました。あの時に亡くなっていたら、経験できなかった時間。味わうことのできなかった体験をしている。だからこそ、幸せを噛みしめ楽しみ、身の回りの人が幸せを感じられる時間にしていこうと思っている。減薬が進み身体が楽になりつつある中、健康にも気をつけて、自分のやるべきことを淡々とやっていこう。
5月20日(火)

ポストはレッド
ポピーはレッド
ポールはレトロ
レモンのように酸っぱい午後
妻にこの景色を見せたくて
散歩に誘った
レンズに捉えたレディなレッド
宙の彼方で誰かがレバーを引いた
光は朱に染まりクレバーでクレイジーに点火した
5月21日(水)

ミルキーウェイが走っている
地上の天の川を見つけました🌌
楽園には蜂や蝶が飛び回り
四つ葉が至るところに散らばっていました
5月22日(木)

なかなかハードな一日でしたが
乗り切りました
火の粉も冷たい水も浴びたにも関わらず
美しい一日になりました
言いたい事は言わない
言うべき事を伝える
じわっと後ろから愛がついてくる
なんてない言葉の贈り物
見えないように見て
見ているように見ない
たぬき寝入り
きつねにつままれて嫁入り雨に降られる
朝食に作ったオムライス
ニヒルに笑う
5月23日(金)

おはようございます
一日雨のようですね
カラーの花言葉は
『華麗なる美』と『乙女のしとやかさ』
フラワーショップで見かけて
買って帰りました
可愛い💗
自然と優しい気持ちに包まれます
5月24日(土)

夜中降り続いた雨は未だ降っている。砂糖で甘く炊いた林檎のお菓子を作りました。キッチンから甘い香りが広がっていく。
詩集を読みながら待つ。薄っぺらな胸に夢や希望を詰め込んでいる。理想はいつか形になる。現実を志を持って進んでいく。
泣いた分だけ強くなって、笑った分だけ幸せになる。悲しみを潜り抜けて深さを知り、楽しみを見つけて広がっていく人生を愛している。
5月25日(日)

記憶の端で
ずっと二人は手を繋でいた
出会うよりずっとずっと前から
宇宙の端で
ずっと二人は抱きしめあっていた
惑星と衛星の動きにバランスを取りながら
潮の香りが届く場所で
ずっと二人は囁き合っていた
波の音と愛の言葉に身を委ねながら
繰り返す明日を待ち侘びて
ずっと二人は希望を抱いていた
きっと叶うと信じる喜びを胸いっぱい感じながら
※質問→回答集※
いろいろな方からやってくる質問に対する回答をまとめてみました。
<人生は悲劇ですか?喜劇ですか?>
人生が悲劇なら舞台からは決して降りずに、どこまでもコミカルに思わず自分が笑ってしまうほど明るく楽しく演じ、喜劇なら自分が笑ってしまわないように、どこまでも真剣に周りの人たちが爆笑してくれるように道化師に成り下がる。
※作品(詩・散文)※

『空の彼方に想いを馳せて』
魅力を見出したり、能力を見つけた鳥は皆、羽ばたいて行ってしまうの。飛び立った後、淋しさをしばらく感じるけれど、鳥たちが大空を飛びたいと思うのは本能だから、私は黙って見送るの。
私の空はいつも凪いでいて、傷ついた鳥たちには優しいけれど、じきに退屈になってくる。それでいいと思っている。
飛び立った鳥たちは二度とは帰って来ない。それでいいし、それが私の空だから。

『存在している』
そこに存在している
私の形、祈り、優しさ、苦しみ、寂しさ・・・
それが証なら、
枯れて、錆びて、朽ちていく運命を乗り越えて
そこに存在している
※食事※

5月19日 夕食
やきそば・しじみ汁・そら豆のクリームチーズ和え
妻が半月かけて、家の大掃除をしてくれました
一年に二回やってくれています
さっぱりして、すごく気持ちいい
妻に感謝
今夜の夕食はビール飲みながらつまめるものがいいと言うリクエストをいただきましたので、焼きそばとシジミ汁とそら豆のクリームチーズ和えを作りました。
そら豆のクリームチーズ和えを気に入ったようで、いいビールが飲めたようでした
フランケンシュタインと吸血鬼と狼男を3で割った姿のくせにお酒がダメな私ですが、お酒飲みの気持ちはよく分かるのです

5月22日 朝食
ドリア・サラダ
おはようございます
目覚め良い朝
素敵な日にしましょうね
残り物を使って、ドリアを作りました
見た目は少し豪華になった
笑顔で一日仕事してきます
行ってきます

5月23日 夕食
マグロの漬け丼・豚肉ときのこの炒め物・サラダ
一週間の終わりです
週末の夕食は妻の大好物
マグロの漬け丼を作りました
わさびが半額でしたので
一本買っちゃいました
卸でするとマジで美味い
幸せな日になりました
優しさに包まれた一週間
私は世界で一番の幸せ者です😊
皆様ありがとうございます♪♪♪

5月24日 朝食
フレンチトーストプレート
土曜日のブランチ
ベッドで妻とくだらない話で盛り上がる
朝食のリクエスト聴くと
予想通り、フレンチトースト
はいはい、前日の買い出しバッチリです
ダリルホール&ジョンオーツ聴きながら
フレンチトーストプレート作りました
出来上がり妻を呼んで
雨の音や蛙の鳴き声聴きながら
ゆるゆる食べる

5月24日 昼食
カニカマ炒飯・フォー
二人でゴロゴロしている
土曜日
2時ごろ起きてきて
鍋を振るう
ガツガツ食って
また潜り込む
みみみの日の雨
弁財天様に海苔とお米備えて
作品作り

5月24日 夕食
手羽元のさっぱり煮・パスタ
妻の夕食のリクエストがパスタでしたので、自宅にあるものを使って、トマトソースベースのパスタを作った。手羽元のさっぱり煮は前日より煮込んでいたので、しっかり味がついていて、とても美味しかった。

5月25日 朝食
目覚めた妻に、朝食は和食と洋食どちらがいいと聴いたら、洋食がいいとの返事でしたので、こちらにしました。ここのところずっとバタバタとしていて、ゆっくりとできていなかったのですが、今朝はかなりゆっくりと休めてました。
手羽元のさっぱり煮の卵をサラダに活用して、美味しく仕上げました。
※編集後記※
想像力を失っていく社会は創造力を失い、人の気持ちに鈍感な人を量産していく。光を失った言葉たちが氾濫し、街角の笑顔を根こそぎ奪っていく。影を失った薄っぺらい思考が、人々の行動を縛っていく。
近くて遠い場所の戦争と足元に伸びてきた物価高は、生活の余白を無くしていく。頼りなく薄汚れていく人と勉強家で風に乗った人たちの間には、ますます高くなった冷たいコンクリートの壁が立ちはだかり、譲り合いを見せない。
オリジナルは消えて、既に色付けされた価値観に踊らされている。私が私である為に私を失った社会は、同じ方向を向いて無能化したシステムからの解答を待っている。決して報われないにも関わらず。
有刺鉄線で囲われ、逃れられない場所からの脱走。金切りバサミで切り刻みながら逃げ惑う。傷つき闘い、無価値な瓦礫の山が幾つも折り重なっていく。(2年前に詠んだ詩)

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