太田初夏通信ーvol.75

思いがけずに桜の花が長持ちしてくれて、印象深い姿を見せて、楽しませてくれた。新たなステージが待っている予感がしている。困難が私を逞しくし、知恵になり、どんな世の中になっても、自分らしく乗り切りたい。
太田初夏 2024.04.14
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※日記※

4月11日(木)

何度も死のうと思って、死にきれなくて、苦悩に歪み、それでも向き合いぶつかって、傷つき傷つけて、一日いちにちやっとの想いで乗り切って、今がある。何かいいことある、きっと大丈夫だと心のどこかで感じることができたのは、周りの人がそっと見守ってくれたから。破綻させようと自暴自棄になった自分でも、どこかで誰かの手で繋ぎ止めてくれたから。

4月12日(金)

妻とベランダデートをした。キャンプ用の椅子と机を出して、流れる空を見つめながら、のんびりコーヒーを飲んだり、ビールを飲んだり、おつまみつつんだり、お話ししながら寛いだ。二人が同じ方向を見て、寄り添って生活している実感を得ている。私たちの結婚生活は、二人四脚だと位置づけて、離れていても一緒に暮らしていても、いつも寄り添っている感じがとても好き。

4月13日(土)

お昼からカメラを持って、妻と一緒に散歩してきた。まだ桜の花が咲いていて、野の花に昆虫たちの群がる美しい季節を楽しんできた。2時間をふらりふらりと撮影しながら歩いていく。私の見つけたものを妻が、妻が見つけたものを私も撮影していく。小さなものたちを遊び心たっぷりで撮影してきた。楽しいひと時。

4月14日(日)

お昼はCOPEでお弁当を注文した。明日から、また妻が静岡に行くので、二人で大掃除。妻もかなり頑張ってくれたので、お花見弁当を注文した。COPEの弁当は、どのご飯もおかずも本当に美味しくて、盛りつけもきれいで、すごく幸せになる。家から近いのもいいなと思う。これから続いてほしい。

質問→回答集※

いろいろな方からやってくる質問に対する回答をまとめてみました。

<休みの日は何をしていますか?>

手の込んだ料理をじっくりと作ったり、創作活動をしたりしていますが、基本的にはゆっくりとだらだらと過ごしています。このメルマガもライフワークで、何の収益も挙げてませんが、一丁前に締め切り(水曜日、日曜日)にきっちり間に合うように配信できるようにしていますので、宿題もあります。実家の様子を見に行って、困ったことがないか聴いたり、野菜をもらって来たりお話したりもしています。

<心のバランスをとるために何をしますか?>

何が一番かと問われたら、やっぱり睡眠かなと思っています。睡眠をしっかりととって休息を取れば、たいていのことはカバーできて、心のバランスは保てる気がします。妻が心の支えとなってくれて、充足感を得ていますし、両親義母などからも心の栄養をたくさんいただいています。

<今、興味あることは何ですか?>

遠隔地の静岡で、義父が亡くなった後の義母が寂しくならないように、アレクサや電話を駆使して、連絡を取ったり、誕生日や母の日には思いが伝わるように、心が満たされるようにと思って、気配りをしています。自分たちの生活を成り立たせつつ、最新テクノロジーやローテクを使って、しっかりとフォローできたらいいなと思っています。

<いつも周りの人にどんな性格と言われますか?>

性格ではないのかもしれませんが、喜怒哀楽がしっかりと顔に現れているようで、わかりやすいねと言う風に言われます。ただ、能力的なことは意外性があるねと学生時代からずっと言われてきました。これが自分の本質かなと自分でも思っていて、自他ともに同じ認識でいます。

作品(詩・散文)※

『優しさの成分』

自分が抱えた悲しみの中に、優しさの成分が少しだけ含まれていて、それは受けたダメージの中に、そっとしのぶように、ちゃんと存在している。

人間は空気の中の約21%の酸素を受け取り生きる生物だから簡単にできるはず。無意識でできるのだから、考えるのではなく感じるのでもなく、本来備わっている力だから、自然に受け取ればいいだけなのかもしれない。

だから、大丈夫

生きて、命の巧みに身を委ねて

『花・人・風・歩』

どこにでも咲く花

今ここに

風に翻弄され

定めを受け入れて

揺れる

街角に生きる私

今ここに

時代に翻弄され

運命に従いて

歩む

ここから※食卓※、※コラム※、※編集後記※があります

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