太田初夏通信ーvol.56
※日記※
1月1日(月)

妻の指定した時間に、一緒に近所の富士山がよく見える歩道橋に行った。朝陽に照らされた富士山が本当に美しくて、感動した。お正月に富士山を見る。なんて贅沢で幸せな時間なのでしょうと思いながら、カメラのシャッターを切った。富士山を見終わった後は、私の作ったおせち料理と、義理の母の作ったお雑煮と、スパークリングワインで、年始の挨拶をしながら朝食を頂く。思い出深いお正月になった。
1月2日(火)

昨日に発生した能登地震の余震に気を配りながら、東海道新幹線で自宅に帰った。関西方面を通る時も大きな影響はなくて、無事四国まで帰れた。人一倍感受性が強くて優しい妻だから、心に痛みを抱えている。私たちができることを考えつつ、妻をしっかりと休ませて、温かな食事を作り、人と談笑して、ゆっくりとしてもらいたい。募金をしたり、普段と同じ生活をしっかりとして、経済を回していきたい。周りの人々の幸せに貢献しつつ、しっかりと働いていきたい。
1月3日(水)

自分の実家と、会社のOBの自宅へ年始の挨拶に行った。お正月3日間で、大きな地震があったり、空港で痛ましい事故があったりと、日本全体が重苦しい空気になりつつあるが、自分にできることをしっかりやりながら、周りの人々のケアをしながら、日本全体を支えていきたい。自分の年齢はそういうことが求められる年齢だ。夕方に古くから付き合いのある友人のめでたい報告があり、嬉しい気持ちになった。悩み苦労しながらも、着実に自分の役割を果たしつつ、きちんと結果を出している友人で尊敬しているし、素敵な方なのだ。だから報告を受けて、本当にうれしくて、うるうると来た。
1月4日(木)

妻の実家での7泊8日の生活で、義父と義母とたくさんお話して、大掃除や買い出しから食事の準備、おせち料理の作成、時計や電化製品の修繕、年賀状の作成まで、年末年始の用事をしっかりとできた。
疲れもあるが、楽しく思い出深い素晴らしい時間になった。お正月に美しい富士山を見ることができたし、行けて本当に良かった。
妻も大変でしたが、本当によく頑張って、より一層みんなの絆が強まった。義父義母が喜んでくれて良かった。
1月5日(金)
仕事の帰り際に、一緒にエレベーターの中で一言ふたこと話した社員に、〇〇さんと太田初夏さんは天使だと思っていますと目をキラキラさせながら言われて、びっくりしておろおろしながらありがとうと返事した。自分では思ってもみなかったパワーワード「天使」におののいたし、そう思ってくれている人がいることにとても嬉しく思った。妻にその話をすると、納得する部分もあるけれど、自宅での初夏さんの過ごし方や「たまダンス」を見たら、びっくりするだろうねとゲラゲラ爆笑された。
1月6日(土)
朝のうち、トイレを流すとキッチンの排水溝がこぽこぽ言うので、何だろうねと妻と話しながら、対策練ろうとしていた。お昼に何にもしていないのに、きゅーぽーごぼごぼごぼごーどーんとすごい爆音がして、妻と二人で身を寄せ合って、なに・なに・・・となって、アパートの管理会社にメールで問い合わせたらすぐに返事があって、聞き取り作業をしてくれて、原因を調べてもらった。どうやらその時に、アパート全体の排水溝の洗浄をしてくれていたそうで、年に1,2回、定期的に作業をしてくれているそうで、ちょうど完了した時の音だそうで、びっくりしたけれどすぐに対応してくれて、逆に安心感が増した。そうやって定期的に清掃をしてくれているのも嬉しかったし、不安な時にすぐに連絡対応してくれたことがとても嬉しかった。私が仕事する時もそうでありたいなと思う。
1月7日(日)

妻がSPY×FAMILYの映画を見たいというので、イオンで予約を取った。付き合い始めてから初めての映画館での映画鑑賞でした。座席の位置や時間帯についても、意見が一致してすぐに決まった。アニメだけど、本当に面白くて、よく作り込まれたいい映画だと思った。二時間があっという間だった。映画が終わったあと、二人で楽しく語り合って、良い時間になった。
※質問→回答集※
いろいろな方からやってくる質問に対する回答をまとめてみました。
<あなたの人生を豊かにする方法は?>
まずはやってみる。いいと思ったら迷わずに向き合い取り組んでみる。むいていないな思ったらスパッとやめる。この方法で得意なものや好きなものを見つけて打ち込んできました。
<私には好きな人がいて、どうやって彼に告白すればいいのか?>
一番自分自身の言葉が伝わりやすいものを使って告白すればいいのかなと思いますよ。想いが好きな人にうまく伝わりますように。
<植木鉢に花を植えたいです。おすすめの多年草や宿根草がありますか?>
どういう花が好きかは人によって、それぞれ違いますが、私は秋に咲くリンドウが好きで、それは宿根草です。ホームセンターに行くと、よりどりみどりです。クレマチスの花は豪華で、はまると抜け出せなくなるほどの魅力があるそうですよ。好みのものが見つかりますように。
※作品(詩・散文)※

『病で得た経験力』
陰陽併せ持ち、海の底より深い闇と太陽の輝きを映す鏡を持っていて、ガラス玉でできている心臓がビートしている。私には使命がある。責任がある。それは長年、病で培ってきた経験に裏打ちされたしなやかさと強さと信じる力に突き動かされている。時代が変わっている中で、すり合わせながら進化していく。

『マイナススタート』
自分は無力だ、無知だ、愚か者だ、恥知らずだ、情けない奴だ、考えなしだ。
ここがスタート地点なので、何かにつまずいたり、凹んだり、うまくいかない時には立ち返る。そして、また一から考え直して思考を組み立てて、補修して、私自身の命の力を引き出して、向き合う。
その為には、呪詛や愚痴や独り言や地球の破滅や自分の死まで考えて、ようやく導かれる何かにたどり着く。
ただそれだけなのだ 。

『錆びた鉄が輝くほどに』
踊らされているなら、最後まで踊り切ればいいい
錆びたリズムで、ガラスのビートで、かつてあった物語を呼び覚ますステップで、風化した忘れ形見に光を当てて、死を詩に置き換えて、詩を志で研ぎ澄ます
苦悩に歪む本能、野性が作る煩悩
頭脳が飛び越える反応、感性が導く万能
ループループしてオーバーヒートするバグ
ずるずる何もできずにむずむず
何もかも振り切って踊る
錆びた鉄が輝くほどに
※食卓※

1月1日 朝食
おせち料理・お雑煮
私が作ったおせち料理をつつきながら、義母の作ったお雑煮を頂いた。いろいろとありながらも義父も義母も、明るく優しく接してくれて、本当に私は幸せ者だと思う。おせち料理はみんなが好きなものを準備しつつ、普段から妻が食べやすい味付けにしているので、義父も義母もしっかりと食べてくれて、結局一日で完食してくれた。本当にうれしかった。お雑煮はお澄ましで、餅はトースターで焼いてから入れるので、香ばしくて美味しかった。義母の味付けもとても美味しかった。

1月1日 昼食
焼きそば・いなり寿司
義父のリクエストで、焼きそばが食べたいとのことでしたので、お正月から開いているスーパーに買い出しに行く。普段は出来合いのものを買ってきて、焼きそばは食べていたそうで、現地にある焼きそばのたれや麺を使って、静岡風のやきそばを作った。義父も義母も私の料理をいたく気に入ってくれて、いつも丁寧に食べてくれるので、本当に嬉しい。

1月1日 夕食
すき焼き
2日にはもう帰るので、2日に夕方に義父義母が食べることのできるおでんを仕込みつつ、フライパンを使ってすき焼きを作る。作っている最中に、能登地震による横揺れが起こり、すぐに火を消すことができなかったが、そっと火を消して、落ち着くまで様子を見るという時間帯があった。すき焼きの〆はおじやにして出すと、気に入ってくれて、最後は、汁まで全部食べ切ってしまった。

1月3日 朝食
サンドイッチ(たまごサンド・タン塩ねぎサンド)・みかんの生絞りジュース・ヨーグルト
昨日静岡から帰ってきて、地震のことなどもあって、妻が痛みを抱えていたので、少しでも元気になればいいなと思い、しっかり眠ってもらって、その間にサンドイッチを作った。元気が出るといいなと思って、祈りを込めながら作った朝食です。

1月3日 昼食
はま寿司の雅・エビフライ・豆腐のお澄まし
久しぶりでの実家での食事。私たちを気持ちよく迎えてくれて、4人での美味しい会食になった。母の作ったエビフライは本当に美味しい。自分で料理を作るようになって、私の料理に対するスタンスは、妻8両親2ぐらいの影響を受けて、ネットレシピからいろいろ引き出してアレンジしているが、出汁を使う料理は、やっぱり母の出汁の使い方には適わなくて、これからも教えてもらいたい。

1月3日 夕食
カレーライス・大根葉の炒め物
妻からスパイシーなものを食べたいとリクエストがあったので、カレーライスにした。近所のスーパーで大きなかにかまの天ぷらを見つけて、食べたいと思ったので、トッピングで使ってみた。豪華に見えて、美味しそうになったので、買って正解だったと思う。

1月3日 おやつ
甘酒
晩御飯のカレーを仕込みながら、酒粕から甘酒を炊きました。今夜は冷えそうでしたので、温まるにはいいかなと思ったことと、良質の酒粕が安い値段で売られていたので、買ってみました。妻にも喜んでもらえました。

1月4日 朝食
ねぎチーズトースト・サラダ・ヨーグルト・みかん
仕事始めの朝に、しっかりとした朝食を取って、気持ちよく出社できた。ねぎチーズトーストは我が家の朝の定番メニュー、刻みネギにオリーブオイルちーずをふりかけて焼くだけのシンプルなメニュー、とても美味しい。

1月4日 夕食
父から頂いた長崎の皿うどんと野菜などを活用してメインディッシュにした。餃子は本当にきれいに焼けるようになった。火加減や焼く時間などの調整などが慣れつつある。どんなタイプのものもいける。

1月5日 昼食
あかがねミュージアムでのランチ
妻が運転免許証の更新で近くに来ていたので、駅で待ち合わせて、昼休みにランチをした。いつも一緒に出掛けているので、ふと外で待ち合わせすると新鮮な気持ちになれていい。いろいろな話をしながら、ちょうど一時間。楽しく濃密な時間が過ごせた。

1月5日 夕食
キムチ鍋
妻の実家では、やはり義父や義母のリクエストを聴きつつ料理を作って、こちらに帰ってくると妻のリクエストを聴きながら食事を作る。スパイシーなものが少し食べたいとのリクエストがあったので、キムチ鍋はどう?と提案したら、食べたいと言うので作った。白菜が安いし、スーパーで年末年始で売り残したものを上手に買いだめていたので、あるもので作れた。最後は麺を入れて〆た。

1月6日 おやつ
苺のホールケーキ
スーパーでクリスマス用の残ったケーキ素材が激安特価で販売されていたので、苺と生クリームとスポンジを購入した。スーパーで買い物をしていると、値段に見合った食材の鮮度や扱い方を十分に考えながら、選択購入するので楽しい。苺なども傷んでいるところはカットしつつ、スポンジの間にクリームと共に挟めばいいし、苺が酸っぱそうでしたので、生クリームを泡立てるときに、砂糖を多めに入れて味を整えたり、そういう組み立ての作業は本当に面白い。特別に何かの日という訳ではないが、妻の目覚めに合わせて、出来上がったホールケーキを持っていくと、ニッコリ笑顔に。この笑顔を見ると、世界を敵に回してもいいんだよなと思う。

1月6日 夕食
昨日のキムチ鍋の残り汁から作ったおじや・鶏の照り焼き
ガス会社の冊子からヒントを得て、鶏の照り焼きの下に野菜を敷き詰めて頂いた。見栄えもいいし、照り焼きのたれで頂く生野菜も美味しかった。キムチ鍋の残り汁を有効活用して作るおじやは、本当にうまい。

1月7日 朝食
七草がゆ・出し巻き卵・もやし炒め
前日に買っておいた七草を刻んで、お鍋で炊き、一合のお米を炊飯ジャーでお粥で炊いて、後で合わせました。こうするととても簡単で美味しかったです。妻も大変喜んで、美味しそうに食べていました。

1月7日 夕食
赤飯・鯛の竜田揚げ・小籠包と白菜のスープ・サラダ
妻から鯛の料理で、何か美味しいものが食べたいというリクエストを受けたので、スーパーで一尾500円の中型の鯛を買ってきて、お店で三枚におろしてもらって、自宅で竜田揚げにした。思った以上に美味しくできて、これから安く鯛が手に入ったら、作ってみたいなと思う。
※詩や小説や曲の感想※
『アイドル / YOASOBI』
物心ついた時から、アイドルってたくさん見てきたけれど、一度もはまったことがない。人には興味がなくて、歌っている曲の良さや、繰り出してくる芸術性の高さなどを見てきて、その人の所業や姿には全くもって興味がないという感じがしていた。だから何か不祥事があっても、ちっとも作品の芸術的評価は変わらないし、人間は裏の顔的なものもあってこそ、陰陽、表裏一体でこそ、良いものが生まれると思っている。だから、結婚したからファンをやめたとか、アーティストに品行方正さを求める方をどうかしているとすら思っている。しかし、時代はどんどん変わっていって、求められるのは芸術性の高さよりも、品行方正さだったり、表も裏もない神対応がもてはやされていたりとか、かなり息苦しい世の中になっているだろうなと思っている。yoasobiの作品のクオリティーの高さにはいつも舌を巻いてしまう。最初にはまったのは『群青』からでしたが、人の心を掴んでやまない歌詞とメロディーとアレンジ力は、計算され尽くしている。古きを取り入れて、新しきを生み出すという感じと、魔力のある歌声が魅力的だ。
※編集後記※
メルマガを読んでくださっている方たちが幸せで、優しさに包まれたひびになりますように。そんな祈りを込めて、配信しています。今年も更に内容とスタイルを充実させていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
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