太田初夏通信ーvol.95

太田初夏の日常を覗き見る!
苦難を乗り越えながら笑顔で過ごすギフトのような暮らしで感じた未来へのレター
太田初夏 2024.06.23
誰でも

※日記※

6月20日(木)

 自分はいい子でいたいと思っている。決してそうではないのに。どこからそうなったのだろうか。褒められることが気持ちいいから?格好つけられるから?怒られることが嫌だから?どれも当たっているような気がする。いい子したから、いい子であれるとは限らない人間、どこかでバランスを取っていて、いい子も悪い子も、悪い子でいい子なのだ。いい子でいたいという悪い思想。世の中のためと思っていても後の世は大迷惑ということもある。一つの行動の意味をいろいろな角度から見て、いいことでもあり悪いことでもあると客観的に冷たく見つめていたい。今の季節、薔薇がきれいだ。慰められている。人間は、生きずらい。困ったものだ 。

6月21日(金)

  嵐が来るときには必ずある前兆。気づかない振りをしているのは、なぜ?現実逃避して何の意味がある。現実を真正面から見よ。ありのままでいいのよと言われているのにありのままの自分を見つめようとしない。ありのままとは60%増しの過大評価された姿ではないはずだよ。嵐はやって来るよ。もう前兆は来ている。自己満足に酔いやすいいつも勝利を求めている葛藤セブン 。 

6月22日(土)

 マイペースで周りの人へ気遣いを見せない人を「自己中心的な人」というレッテルを貼って僕は、自己中心的な判断をしちゃっている。「自己中心的だ」と判断をつけた人をもっとよく見つめてみると自己中心的だ!と簡単に決めつける訳にも行かない部分もあり、人に気遣いを見せている場面もあり、その人のそんな一面を僕の自尊心や不満がかき消そうとしている自己中心的なところもあり人に気遣いを見せている場面もありなのだ。案外、僕の方こそ自己中心的であったりするのかもしれない い。

6月23日(日)

流した涙はさらさらしていた。涙がべとべとしてなくて良かったね。グリースのように、臭くてねちゃねちゃしていて、肌にまとわりつくようなら二度と泣けやしない。それはそれでいいような気がするが、悲しい時には気持ちよく泣きたい。最近ほとんど泣かなくなったが、年取って涙もろくなってきている。自分のことでは泣けないが、人のことで涙を流すようになってきた。実家にいた頃、辛くてわんわん泣いていたら、近所にいるよその犬たちもつられて遠吠えをしたことがあった。その数総勢5,6匹。あの時に私は一人ではないのだな、この世の中ではと開き直れた気がした。あの当時いた犬たちはもうこの世の中にいないが、私の心の中に今もいて、ずっと友達であり、あの時に一緒に泣いた仲間たちなのだ。

質問→回答集※

いろいろな方からやってくる質問に対する回答をまとめてみました。

<学生時代で一番印象深いことは何ですか?>

中学校の文化祭で、いわゆる日用品やいらないものを持ってきて、バザーを行って収益を得るのですが、私がその総括担当になって、体育館丸ごと使わせてもらって、良い品物はお客様集めてオークションして、本や漫画は机を幾つか広く並べて、ざざざと乱雑において1冊いくら、3冊まとめて買うといくら的にして、体育館の隅で、端から端にロープ2本渡して、ポスターをずらっと広げて吊って展示して販売。食器や日用品は私が独自に値段つけて、ジャンク品や壊れたものはまとめて格安コーナーを作って、残った商品が一つもなくて完全に売り切った。入口はいくつかあって、レジを一つの扉にまとめて数か所設置して混雑しないように工夫して、おまけに過去の文化祭史上過去最高益を出して、いろいろな先生にお前には意外性があるなと褒めてもらえたことがすごく嬉しかった。

<黒歴史があったらおしえてください?>

20代から30代にかけてはずっと黒歴史ですが、一番の黒歴史は、書店の店員さんを好きになって足しげく通うようになって、本を買う時にいろいろ話したりしていて、さぁ、告白しようとラブレターを渡そうと思って書店に行ったら、結婚して辞めましたと、次に来た店員さんに冷たく言われた事。恋に関しては本当にうまく行かなくて、いつもふられてばかりいました。

作品(詩・散文)※

『人生って』

待ってても幸せはやって来ない

自分と向き合い

自分の醜さを喜び

自分の美しさに気づき

優しさの技術を磨き

見守るだけの深さを身につけ

言葉をかける勇気とセンスを身につけ

不幸を幸いに替える知恵を持ち

精一杯生きた証が誰かの胸に残り

魂に火になって宿り続けて

照らしていけるはず

それが人生

@u_m_e_ko

@u_m_e_ko

@u_m_e_ko

@u_m_e_ko

『loved』

悲しみの星に生まれて

私は泣きながら人生を知り

喜びを感じられるようになった

あなたに出会えて

悲喜交々全ての経験が化学反応を起こして

喜びの星になった

落花流水

鉄砲水は濁流になり静水に呑まれて

生きとし生けるものを養う

一つの流れになってたゆたう

※食卓※

6月20日 朝食

カレーライス

朝のうちにカレーを作り、ご飯を炊いて、カレーライスを作った。朝から元気飯である。がっつりと食べて、気持ちよく仕事に行けた。妻に聴くと、私の作る料理で一番美味しいものはと聴くと、カレーライスと答えが返ってくる。それが嬉しい。

6月20日 夕食

カレーうどん・トマトとチーズのオリーブオイルかけ

朝に作ったカレーの残りに出汁を引いて、カレーうどんを作りました。やっぱり〆はカレーうどんが美味しい。ちくわ天を買ってきて、乗っけると更にうまい。

6月21日 夕食

おにぎり(シーチキンマヨネーズ・梅干し)・麻婆豆腐

父に藻塩を頂いたので、ご飯を炊く時に少し入れて、塩ご飯にして、梅干しやシーチキンマヨネーズを入れて、おむすびにした。やっぱりおむすびは元気が出る。しっかり食べるし、美味しいし、元気飯。四川風の麻婆豆腐によく合うし、美味しかった。

6月22日 朝食

お蕎麦の盛り合わせ

妻の一生のうちの心残りが、友人の結婚式の席で出された茶そばを食べ損ねてしまったことだそうだ。その結婚式で出された食事というものがどれもすごく美味しかったそうで、最後の茶そばを食べ損ねたことが、ずっと心残りになっているとのことでした。それならばと、少しいい茶そばを買い求めて、美味しく盛りつけて朝食に出した。ペペロンチーノ風、明太子マヨネーズ風、海老天ののっているもの、オーソドックスなものと、たっぷり茶そばを堪能できるように、麺つゆにひたしたものを出した。妻も満足いったようで、友人の結婚式で出されたホテルの逸品には負けるかもしれないが、愛情たっぷりのお蕎麦を出した。

6月22日 昼食

鯛そうめん

天然真鯛が200円台と格安の値段で販売されていたので、お店で三枚におろしてもらって、自宅で毛抜きで小骨を抜いて、鯛そうめんにした。素麺ではなく、冷や麦で作った。冷や麦の方が、一袋100円ほど安く手に入って、鯛を煮詰めた出汁がよくしみ込むように感じた。野菜や錦糸玉子を盛りつけて、メインの鯛を盛りつける。静岡生まれで鯛の大好きな妻も、美味しいと言ってくれて、とても嬉しかった。

6月23日 朝食

ホットサンド(トマトチーズバジルサンド・たまごサンド)・バナナヨーグルトアイス

日曜日、遅くまでゆっくりと眠って、一週間の疲れが取れた。気持ちよい目覚め。8枚切りのトーストに、二種類の具材を挟んで、ホットサンドメーカーで焼く。野菜もチーズもたまごも取れて、美味しく頂けるので、とても重宝している。幸せな朝のひと時。

※コラム※

義父が亡くなって、妻が義父所有のカメラなどをこちらに持ち帰ってきた。義父は小鳥を撮影するのが趣味でしたので、かなり大きめの望遠レンズから、スコープ、フィルムカメラもかなりの数あった。本来ならカメラ屋でメンテナンスかけて使えるようにするか、中古で買い取ってもらうかする予定でしたが、Excelで目録を作りつつ、価値やもろもろについてネットで調べながら片付けていくと、義父の趣味に対するスタンスや、カメラ専用の防湿庫などで管理し、丁寧にメンテナンスしている姿が思い浮かんで、妻が表面上をふき取って、私がカメラ内部のメンテナンスや、分解できる部分は分解しつつレンズを磨いたり、汚れを取ったりした。

妻とこういう作業をしていることが、義父への弔いにもなるし、偲びながらメンテナンスして、私たちもカメラ専用の防湿庫を新たに追加して、管理所有することはとてもいい親孝行だと感じられた。幸運なことに妻も私も、カメラで写真を撮影して、作品を作るスタイルですし、願ったり叶ったりでした。

目録を作っているうちに、高額になりそうなものはなかったものの、本来カメラで撮影するという機能に沿った使いやすく、ますます写真撮影が楽しくなりそうな機種ラインナップだった。マニアックなものはなく、ノーマルに楽しめるフィルムカメラ。ある程度の汚れや内部の埃などは取りされたので、最初のうちはフィルムを入れて撮影しつつ、どういうメンテンナンスが必要か確認しつつ、必要ならメンテナンスという形になった。一点面白い機種があって、それはかなり古そうで手の込んだ作りでしたので、それだけはメンテナンスに出すことにしました。

防湿庫購入を含めて、メンテナンスにお金かかると踏んでいましたので、少しまとまったお金を用意していましたが、自分たちである程度はメンテナンスできたことで、コストを抑えることができました。何より妻も、自分の父親の撮影に対するスタンスを感じながら、偲びながら、メンテナンスできたことはとても良かったらしく、二人での共同作業として良い役割分担で、楽しいひと時になった。

そしてこれからの新たな夢もできた。夏至満月明けの一日。二人にとって新しい試みに向けて、大きな転機になる一日になりそうだ。義父のカメラに新しい光を通して、新しい息吹を吹き込んでいきたい。

※編集後記※

ここのところ雨続きですので、コインランドリーに足しげく通っています。家の近くにあるので、すごく便利ですが、時間帯によれば混雑していて、上手に時間をコントロールして、待ち時間なくやれるように利用したいものです。雨ですが雨の日の楽しみ方で一日過ごしながら、愉快な気持ちでいたいものですね

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